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全部読みたい!第161回芥川賞の候補作品まとめ

   


この記事は私がまとめました

sryamaさん

第161回芥川賞の選考会は、2019年7月17日(水)に行われます。

候補作は全5作品
・高山羽根子『カム・ギャザー・ラウンド・ピープル』
・今村夏子『むらさきのスカートの女』
・古市憲寿『百の夜は跳ねて』
・古川真人『ラッコの家』
・李琴峰『五つ数えれば三日月が』

★『カム・ギャザー・ラウンド・ピープル』 高山羽根子

大人になった「私」は雨宿りのために立ち寄ったお店で「イズミ」と出会う。イズミにつれられてやってきたデモの群衆の中、ニシダはステージの上から私を見つけ、私は逃げ出した。

芥川賞候補になったらしいから高山羽根子さんの「カム・ギャザー・ラウンド・ピープル」をちょっくら図書館寄って読んだ。「性」の話。素晴らしかった。泣きそうになった。泣かなかったけど。芥川賞なんか取っても取らなくてもいいけど素晴らしかった。

高山さん初読み。ヘルメット、白鳥、撮る側・撮られる側、等々モチーフがいい感じに使われている。冒頭の祖母の背中ひっくり返すときの弟とのやりとりに思わず吹いた。群衆から一目で見つかり逃走劇になるところがハラハラドキドキ。 #カム・ギャザー・ラウンド・ピープル

すばる5月号。高山羽根子「カム・ギャザー・ラウンド・ピープル」記憶と現在とがマーブル模様を作ったような印象。それって綺麗なの?とか考える隙間もなく語りの中で混ざり合う。そして最後の疾走感というか爆走。…疲れた!喉から血の味がしそう。

★『むらさきのスカートの女』 今村夏子

「むらさきのスカートの女」と呼ばれる女性が気になって仕方のない〈わたし〉は、彼女と「ともだち」になるために〈わたし〉の職場で彼女が働きだすよう誘導する。

『むらさきのスカートの女』読了。むらさきのスカートの女と友達になりたいと思っている女の視点で進む物語。今村夏子さんらしく気まずく、でも明るい。文字に書いてあることが全部本当かわからないし、人の主観は時に恐ろしい、一人称視点の面白さと怖さをたっぷり味わえる作品。
#芥川賞 #今村夏子

『むらさきのスカートの女』今村夏子
途中まで主人公「わたし」と共に「むらさきのスカートの女、がんばれ〜」なんて呑気に読んでいたら、えらく奇妙な処に連れてこられて呆然…。あーでも楽しかった。今村さんの他の本も読んでみよう pic.twitter.com/iDBeEzW0LL

今村夏子「むらさきのスカートの女」読了。
世界に引き込まれ、ページをめくる手はとまらない。
増幅する好奇心と募る違和感。
常に静かに弾けている狂気。
気づけば、すべてが終わっている──いや、これは終わったのだろうか。
最初から最後まで翻弄され、不思議な読後感に包まれる1冊。
面白い。 pic.twitter.com/MbLnpaxaZu

★『百の夜は跳ねて』 古市憲寿

「格差ってのは上と下にだけあるんじゃない。同じ高さにもあるんだ」。高度200メートル。僕はビルの窓を拭く。頭の中で響く声を聞きながら。

平成くん、さようなら、もそうだけど今回の、百の夜は跳ねても、読後スッキリするし共感する部分もあり、心に残る内容。人生の儚さとしたたかさと弱さと強さ。文体も読みやすい。#古市憲寿

「百の夜は跳ねて」会話と距離の変化がおもしろかった。冒頭から終わりまでの繋がりが飛行機でも電車でもなく車でもなく波に浮かんでいる感じで心地よかったなぁ…翔太くんの中に平成くんと古市さんをなんとなく感じる pic.twitter.com/FkOQGt3wmh

古市君の百の夜は跳ねて読んだ!!!!好き!!!!小説においての言葉の綺麗さとかに鈍感なんだけど、これは読んでて表現が美しい、、、すき、、、、ってめっちゃ思った、、、 pic.twitter.com/vsbPyIizRI

★『ラッコの家』 古川真人

夢とリアルが絶え間なく交錯する老女は、自らの空想に怯えていたことを笑い飛ばして生きる。

まもなく2月というのに…去年12月に読んだ文學界1月号の古川真人さん「ラッコの家」から離れられず読み返してしまう…!素敵な作品てこういうことなんだよね。

古川真人「ラッコの家」(文學界1月号掲載)を読んだ。素晴らしかった。声にあふれていることの幸福感を、これほど表現しきった小説はなかなかないと思う。行ったり来たりの声のあいだにある不自由しないでくつろげるところ、見出したタツコの伸びやかな気持ちを海中に表現する大胆さ。

古川真人『ラッコの家』(文學界1月号)を読んだ。地の文に組み込まれた会話が生活そのものを作り上げているように思え、新感覚の読書体験になった。作中に溢れる声が、読者である私をも「ラッコの家」へいざなうような感覚。面白かったです。

★『五つ数えれば三日月が』

日本で働く台湾人の私。台湾人と結婚し、台湾に移り住んだ友人の実桜。平成最後の夏、二人は5年ぶりに東京で再会する。

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